PDOとは?わかりやすく基礎を解説!【何が便利なの?メリット】

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PDOの基礎知識

「PDO」というのは、PHPからデータベースを操作する機能のことです。
本名は「PHP Data Objects」。
※ PHPに標準搭載されています。

PHPアプリケーションを開発する際、データベースの操作はPDOを使用して行うのが主流となっています。
メリット・デメリットを理解した上で、積極的に取り入れていきましょう!

PDOのメリット

● データベースの種類によって、SQL関数を変更する必要がない!

かつて、MySQLなら「mysql_connect関数」、PostgresSQLなら「pg_connect関数」・・・というように、データベースによって異なる関数を使用していました。
でもこれだと、もし万が一データベースを変更することになった場合
ソースコードをすべて変更しなければならなくなりメンドくさい事この上ありません。

PDOを使用すると、どのデータベースを使用していても同じ関数で操作することになりますので、修正の手間がなくなります。
「いや、途中でデータベースを変更する予定なんてないので、別にそんな利便性いらないっす」という人でも、将来的にはデータベース変更を余儀なくされる可能性もなくはないので・・・最初からPDOを使用しておけば何かと安心です。



● データベースのバージョンによって、SQL文を変更する必要がない!

ごくたまにですが、データベースのバージョンアップによってSQL関数が変更になる場合があります。
たとえば、かつて頻繁に使用されていた「mysql_connect関数」。
「mysql_connect関数」はMySQLに接続するための関数だったのですが、php7.0で削除されてしまいました。
PDOを使用していれば、このような変更点に対応する必要はなし。
各データベースの関数はPDOの方で勝手に最新を保ってくれるので、私たちはPDOから提供される関数を使用していればいいのです。

PDOの気をつける事

・PDOはphp5よりも前のバージョンでは動作しません。
・それぞれのデータベースの固有機能を利用することはできません。


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